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横浜三溪園で「新緑の古建築公開」ー豊臣秀吉筆「古塔の手紙」展示も

国指定重要文化財「旧燈明寺三重塔」

国指定重要文化財「旧燈明寺三重塔」

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 三溪園(横浜市中区本牧三之谷58)で4月27日から、ゴールデンウイーク限定「新緑の古建築公開」が行われている。

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 会期中は三溪園を象徴する建物として親しまれている室町時代の古建築「旧燈明寺三重塔」(国指定重要文化財)を特別公開し、三重塔が遠望できる内苑奥の遊歩道も開放する。

 また、関連イベントとして、5種類の植物の苗木プレゼント(4月27日、先着600人)、関古式囃子保存会による横浜市指定無形民俗文化財「関古式囃子」の上演(4月28日)、美術工芸品「木製多宝塔」(重要文化財)や豊臣秀吉筆「古塔の手紙」など塔にまつわる展示(三溪記念館、5月27日まで)。

 三溪園ボランティアによる「自然観察会」(4月28日、5月6日)、「春の一日庵(いちじつあん)茶会」(4月29日)、こどもの日企画ワークショップ(5月5日)などを実施する。

 三溪園 広報担当の吉川利一さんは「ゴールデンウイークはファミリー層の来園が多いため、だれからも親しみやすい三重塔を公開することに。新緑やさまざまな花が咲く三溪園の自然に触れながら、三重塔を内から外から、そして近くから遠くから楽しんで頂ければ」と話している。

 公開時間は9時~16時30分(開園時間は9時~17時)。入園料は大人500円、65歳以上300円、小学生200円。入園料で鑑賞できる。5月6日まで。

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