関内で5月14日、交通事故の発生件数が最も多くなる夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかける「おもいやりライト運動」の一環として交流イベント「イエロードリンクス」が開催される。主催は「おもいやりライト運動事務局」(横浜市中区海岸通4)。
街頭でドライバーに対して早期点灯を呼びかけるアクションも展開
横浜発祥のナポリタンを広める活動をおこなっている日本ナポリタン学会(田中健介代表)の協力を得て、同会のレシピによるナポリタンや、馬車道の醸造場でつくられている横浜ビールなど、横浜にちなんだフード・ドリンクを提供する。
また、運動の一環として、横浜中心に活動する写真家・森日出夫さんや、映画「ヨコハマメリー」の中村高寛監督らが制作したショートムービー「Omoiyari Light story Yokohama(おもいやりライトムービー)」の上映や、参加者がそれぞれの活動をPRするライトニングトークも予定されている。
おもいやりライト運動は、日産自動車が2011年8月に横浜で実施した、ドライバーにヘッドライトを早期点灯してもらうためのアイディアや具体策を検討する市民会議から活動を開始。街や人、風景を味わう地域発見ソーシャルマラソン「おもいやりライトシャルソン」や、アイデアを出しながら意見交換を行うワークショップ、街頭でドライバーに対して早期点灯を呼びかけるアクションなど、交通事故件数の低減に寄与していくことを目指して活動を行ってきた。
同事務局では今年4月、ヘッドライトの早期点灯を広く知ってもらうため、早期点灯の効果や全国の事例などを分かりやすく紹介するバーチャル研究所「ヘッドライト早期点灯研究所」を立ち上げ、ホームページやフェイスブック・ツイッターなどのソーシャルメディアを通じた情報発信を行っている。
おもいやりライト運動事務局メンバーで、東京スマートドライバーなどのソーシャルムーブメントを手がける山名清隆さんは「おもいやりの気持ちで、歩行者事故をなくし、まちを素敵にする、という思いをもとに、まずは、みんなで集まって飲んだり食べたりと、楽しい時間をすごし交流を深めたい。今後も定期的に交流の場を設けていく予定」と話す。
会場は、さくらWORKS<関内>(中区相生町3)。開催時間は19時~21時(18時45分開場)。参加費は1,500円(横浜ナポリタン、横浜フード&横浜ビール1ドリンク付)。参加申込はフェイスブックのイベントページで(申込みなしでの当日参加も可)。