横浜公園(横浜市中区横浜公園)で、横浜開港を記念する恒例行事「第82回横浜開港記念バザー」が開催されている。
会場には、衣料品や雑貨、陶器、海産品の出店のほか、水源地域の特産品「やまなみグッズ」など地元かながわの物産品をあつめた「かながわ物産展」、市内の植木商が草花の苗木や盆栽、庭木等の販売をする「植木市コーナー」、地方の特産品やご当地グルメなど約200店舗のブースが並び、多くの来場者を集めている。
同バザーは、1920年から横浜の開港を記念する「横浜みなと祭り」の一環として行われている横浜の初夏を彩る風物詩。福祉の増進、緑化への寄与を目的とし、参加者から集めるチャリティー寄付を社会福祉事業や市内緑化関連の整備資金などに役立てる。
ご当地グルメでは、うなぎ蒲焼(横濱八十八)、ご当地かき氷(富士宮焼きそば)、揚げみたらし(ずわい天揚げみたらし)、仙台牛タン(味吉)、ホルモン(厚木ホルモン)、佐助豚佐世保バーガー(佐世保バーガー)など北海道から九州までの名物料理や、海外のエスニックフードなどが楽しめる。
期間中は大道芸パフォーマンスを毎日開催し、中国雑技芸術団、横浜市西区出身の兄弟ジャグラー「桔梗ブラザーズ」、猿回し「空豆」、芸人「ダメじゃん小出」らが出演する。2日にはバザー恒例の「植木せり市」の開催も。
横浜開港記念バザー実行委員会の渡辺真さんは「今年も『ご当地グルメ』が多数出店し、飲食ブースが充実。バザーならではのお得な商品も販売しているのでぜひ掘り出し物を見つけてほしい」と話している。
開催時間は10時~19時。6月3日まで。