みなとみらい地区・臨港パーク(横浜市西区みなとみらい1)などで6月8日、横浜の初夏を彩る「第32回 横浜開港祭」が開幕した。
臨港パークのメインステージで行われたオープニングセレモニーでは、横浜で活躍している「ゆるキャラ」13体が集合。家族連れなどが多く集まった会場は、和やかな雰囲気に包まれた。
ゆるキャラとともに、ステージに登場した横浜開港祭協議会の高見澤尚弘会長は「開港祭は横浜の海に感謝をしようということから始まり、今年で32回目。本年は、横浜がどういうまちなのか、その歴史を散りばめたイベントとなっている。改めて横浜のよさを感じてもらえればと思う。港の誕生日である開港記念日を皆さんとお祝いができれば」と話し、開幕を宣言した。
開港祭では臨海都心部でさまざまなイベントが行われる。臨港パークでは、アクアマリンふくしま所有のトラック式移動水族館を設ける。観光船ローズの港内クルーズや横浜市消防局の緊急車両の展示、開港祭検定親子スタンプラリーも実施される。
メインステージでは、横浜見聞伝スター☆ジャンによるヒーローショー、キッズダンスショー、音楽ライブなどを開催。潮入の池ステージではエコキャンドルも。
9日の「ビームスペクタクル in ハーバー」では、約3,000発の花火を光と音にのせて打ち上げ、みなとみらいの海上を鮮やかに彩る。打ち上げは20時20分~20時50分。
会場は臨港パーク及びみなとみらい21地区、山下地区、新港地区ほか。6月9日まで。