横浜市港湾局は、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に7月に寄港するバミューダ船籍の大型客船「サン・プリンセス」の市民船内見学会の参加者を募集している。
市民向けの見学会は、クルーズや港を身近に感じてもらうことを目的としたもので、横浜市港湾局主催で行う外国客船での船内見学会は、豪華客船「クイーン・メリー2」以来、約4年ぶりになるという。
サン・プリンセスは、プリンセス・クルーズ社が運航する1995年12月に竣工(しゅんこう)した大型客船。総トン数は77,441トン、全長261メートル、全幅32.25メートル、乗客定員は2,022人。船内には大きな吹き抜けとエレベーターがあり、チーク材や真鍮(しんちゅう)などの天然素材をふんだんに使用したインテリアが施されている。
同客船は2010年から毎年横浜に入港しており、今年は4月から7月にかけて、主に横浜港を発着地とする日本発着クルーズを初めて展開している。
船内見学会は7月14日と23日。会場は大さん橋に停泊中の「サン・プリンセス」内。募集人数は各日50人(応募多数の場合は抽選)。参加費無料。対象は横浜市内在住者で、見学当日に有効なパスポートまたは運転免許証を持っている人。締め切りは6月15日。問い合わせは市民船内見学会事務局(TEL 045-671-7241)まで。詳細はホームページから。
プリンセス・クルーズジャパンオフィスの担当者は「外国客船による日本発着クルーズとして話題を集めている『サン・プリンセス』。見学会では船内のパブリックエリアを一通りご案内する。どの港でも抽選倍率の高い人気の見学会ですが、ぜひ多くの方に応募頂ければ」と話している。