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神奈川県立近代文学館でシンポジウム「明日の山手を考える」

山手西洋館

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 神奈川県立近代文学館(横浜市中区山手町110)ホールで6月23日、シンポジウム「明日の山手を考える」が開催される。

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 同シンポジウムは、横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ、中区相生町3)が2010年度~2012年度に実施した「横浜山手近代建築資産現況調査・所有者意向調査」の報告会を兼ねたもので、3年間の調査を踏まえて「明日の山手」につなげていくためのディスカッションを行う。

 第1部は、エッセイストの鈴木智恵子さんによる「横浜山手の魅力」と題した記念講演と、神戸芸術工科大学名誉教授の坂本勝比古さんによる基調講演「1/4世紀前の山手西洋館群の調査と神戸山手地区の取組み」。

 第2部では、関東学院大学教授の関和明さんと水沼淑子さん、山手歴史文化研究会の白川葉子さん、横浜歴史資産調査会の上村耕平さんによる2012年度に実施した山手地区調査の報告が行われる。第3部では、神奈川大学名誉教授の西和夫さん、建築史家の堀勇良さん、鈴木智恵子さん、山手総合計画研究所代表の菅孝能さんによるパネルディスカッションを実施する。

 横浜歴史資産調査会常務理事・事務局長の米山淳一さんは「緑豊かな山手は歴史的資産が今も息づく優れた環境に包まれた街区。横浜を代表する山手の歴史的環境を、宝として地域に住まう皆様は大切にされている。かけがえのない山手を将来に渡り保全するため、文化庁の助成による調査の報告をもとに、フォーラムを開催する。ぜひ、参加してほしい」と話している。

 開催時間は13時40分~16時30分。参加費1,000円(山手住民は500円)。定員150人。問い合わせ・申し込みは横浜歴史資産調査会まで。

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