古道具や雑貨を扱うショップ兼ギャラリースペース「Tur aus Holz von neben Strand(トゥアーアルスホルツ フォンネーベンシュトランド)」(横浜市中区北仲通4)が6月21日、開店1周年とフリーペーパー発行を記念するイベント「夏至祭」を開催する。
季刊のフリーペーパー「MADO-berlin」は海外を中心に配布する
イベントでは同店とつながりがある横浜のアーティストやクリエイター、飲食店、カフェ、ギャラリースペース、セレクトショップなど35組が集まり、コンテンポラリーダンスやライブ、DJ、映像投影、アートの展示やマルシェなど、さまざまな企画や展示を行う。
同店は、オーナーの内藤正雄さんが、地下鉄みなとみらい線馬車道駅近くの万国貿易ビルディング3階の2部屋を借りてリノベーションし、2012年6月6日にオープンした。ヨーロッパや九州各地の古道具や雑貨を販売するほか、横浜で創作活動を行うアーティストの個展を開催するギャラリースペースになっている。
マルシェに参加するのは、アートスペース「と」、鯖寅果実酒商店、バランスフラワーショップ、宿るや商店、横濱 うお時、l'atelier build、Gallery and cafe fu、Vida Art Bread School、Yokohama RUM Festivalなど。参加アーティストは、オオカミプロジェクト、岩永かおるさん、紀あささん、中村仁美さん、阿部太一さん、永井昆布さん、KAIE、21世紀ゲバゲバ舞踊団、第七金星丸、KAMOME SOUND SYSYEM、Team LINKSなど。8月にオープンを予定している市民参加型ものづくり工房「ファブラボ関内」も活動内容を紹介する。
また、内藤さんは、同店の1周年にあわせてポスター型の季刊のフリーペーパー「MADO-berlin」を5,000部発行した。創刊号には、ベルリンで活動する日本人アーティストユニット「ウサギニンゲン」のインタビューなどを掲載。フリーペーパーは、日本を中心にベルリンほかドイツ、ロンドン、パリなど海外でも配布するという。
内藤さんは「まだ開店一年だが、古道具とアートを通して、人と人とのつながり、物と人との出会い、日常のアートのあり方を表現してきた。当日は来場するいろいろなジャンルの方々のつながりができればうれしい。Tur aus Holz発行のフリーペーパーや、先着100人にロゴ入りのエコバックもプレゼントするので、夏至の夜にぜひ来てほしい」と語る。
会場は、シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」(中区相生町3)。開催時間は18時~22時。入場無料。