横浜中華街の「横濱媽祖廟(まそびょう)」(横浜市中区山下町136)で7月7日、縁結びの神様・月下老人(げっかろうじん)に良縁を祈願する「良縁祭」が開催される。
月下老人は、男女の仲をはじめ、家族や知人との絆(きずな)、人間関係や仕事など、あらゆる良縁をつなぐ「縁結びの神様」として親しまれている。月下老人の名は、唐の時代に書かれた怪奇小説が由来とされ、月下老人の「自分の持っている赤い糸で結ばれた男女は必ず結ばれる」という予言が的中し、ある男が幸せな夫婦生活を送ったという伝承が「運命の赤い糸」の伝説の元とされている。
媽祖廟では、2009年から七夕の日の7月7日に「良縁祭」を開催。良縁祭では神事を執り行う拝神儀式で、奉納された良縁祈願のメッセージカードのたき上げとともに奉納者の名前が読み上げられ、当日は神殿の外から儀式の様子を見学することができる。
廟内では、メッセージカードやお守りが封入された「良縁セット」、ピンクの巾着型の「良縁祈願のお守り」の通年販売も。
横濱媽祖廟事務局の担当者は「縁結びにゆかりのある七夕の日に、男女の縁だけでなく、家族や知人、人間関係や仕事など、あらゆる良縁に恵まれますよう月下老人に願いを託して頂ければ」と話している。
会場は横濱媽祖廟の神殿。拝神儀式は11時から。