馬車道の老舗CDショップ「ディスクユニオン横浜関内店」(横浜市中区常盤町4)が、7月19日リニューアルオープン。店内を全面改装し、売り場を拡張。在庫も1.5倍に増量した。
同店は1979年のオープン以来、ライブハウスが集中する横浜の関内地区で、新盤のみならず中古レコード、中古CDも取り扱う販売店として、横浜市民に親しまれている代表的な音盤の販売店。
今回のリニューアルでは店内を全面改装の上、レコードプレーヤーやレコード針など音楽アクセサリー・グッズも新規商品を大幅に増量。ストックも含めて10万枚の店内在庫を用意している。また、ジャズ専門店「横浜関内ジャズ館」と音楽書専門店「bookunion」のスペースを新設した。
ジャズ館は、「ジャズの街」とも呼ばれる横浜でのジャズ音盤需要に併せ設置。近年のジャズリスナーによるアナログレコード需要の高まりに合わせ、レコード在庫も充実させた。ジャズを聴き始めたばかりの人に向けた1枚500円のレコードから、プレミア付きの10万円のレコードまで、さまざまな商品を扱う。
また、音楽書を中心に映画・アート・演劇・文芸書などを扱う「bookunion」もあわせてオープン。新刊のみならず古書も取り扱い、ジャズ専門の音楽誌「スウィングジャーナル」の50年代のバックナンバーなども販売している。
同店店長の篠塚真一さんは「レコードの品ぞろえでは神奈川一ではないかと思う。横浜関内店には30年近く店に来てくださっている方もいる店。これからも横浜の人に愛される店として、がんばっていきたい。また、買い取りも行っているので、聴く機会がなくなってしまったけれど、捨てるに忍びないレコードが眠っているという方は、ぜひ当店に持ち込んでいただければ」と話す。
営業時間は11時~20時。