経済産業省は22日、2005年度の新規事業「平成17年度 広域的新事業支援ネットワーク拠点重点強化事業」の選定結果を発表した。全国から応募のあった112案件から81件を採択。横浜からは、財団法人横浜産業振興公社（事業総額1997万円）と財団法人木原記念横浜生命科学振興財団（同1300万円）による提案が採択された。同事業は、2001年度にスタートした「産業クラスター計画」を推進するため、新たな広域連携事業を進める組織に補助金を交付し、ネットワークの拡充・強化を支援するのが狙い。横浜産業振興公社は、「産業クラスター計画」の推進組織である「首都圏情報ベンチャーフォーラム」と連携し「横浜知財・ITクラスター形成・支援プロジェクト」事業を実施し、IT産業の集積と連携の促進を目指す。木原記念横浜生命科学振興財団は、「首都圏バイオ・ゲノムベンチャーネットワーク」と連携し「横浜・神奈川バイオビジネス・ネットワーク強化事業」を実施し、バイオベンチャー等の育成とネットワークの機能強化を図る。事業期間はいずれも7月から来年3月まで。経済産業省 産業クラスター計画