KAAT 神奈川芸術劇場 ホール(横浜市中区山下町281)で10月5日と6日、渋さ知らズオーケストラによるスペクタクルライブ「天幕渋さ船(てんまくしぶさぶね)~龍轍MANDALA(りゅうてつまんだら)~」が行われる。
渋さ知らズオーケストラは、ダンドリストの不破大輔さんを中心にミュージシャン、舞踏家、ダンサー、パフォーマー、映像などによって構成される祝祭的超巨大バンド。ジャズ、ロック、歌謡曲、フォークなどさまざまな要素が混在した音楽パフォーマンスを特徴としている。
同公演では、劇場空間に出現する巨大天幕(テント)を背景に、渋さメンバーとゲストのセッションを至近でたのしめる小編成の「ジャズライブ」(5日)、渋さ知らズ大オーケストラとゲストが天幕や船、龍が出現するスペクタクルな空間で演奏する「祝祭的ライブ」(6日)を開催する。
ゲストは、5日=小川美潮、玉井夕海。6日=ザ・スターリン246、白崎映美(上々颱風)、ダンサー=東野祥子、八重樫玲子、安田理英、Kaeru、Mingo、ケンジルビエン、ねねむ、AYUMI(フープ東京)。
同劇場では今回のライブに先立ち、ワークショップ、まちなか練り歩き、渋さ史上初の美術コンペなどの関連プログラムを用意。現在、渋さのメンバーと本番のステージを創り上げていく「ダンス・美術ワークショップ」(9月20日~10月6日)、渋さのメンバーと共に劇場を出て街を練り歩く「練り歩き演奏隊」(9月28日・29日、10月6日)の参加者を募集している。募集人数は、ダンス・美術ワークショップ=各50人、練り歩き演奏隊=20人。参加費は2,000円。応募方法など詳細はホームページで。
KAAT神奈川芸術劇場広報営業課の久田絢子さんは「自分の作成した舞台美術が本番のステージに使用されたり、本番にワンシーン出演できたりと、渋さのメンバーと一緒に演奏しながら街を歩けるチャンス。この機会に渋さ知らズと一緒にクリエーションする貴重な体験を味わってもらえれば」と話している。
ライブ「天幕渋さ船~龍轍MANDALA~」は、5日=17時開演、6日=15時開演。チケットは、5日=全イス席2,500円、6日=桟敷席3,500円・S椅子指定席4,000円・椅子指定席3,000円。問い合わせは神奈川芸術劇場(TEL 045-662-8866 :チケットかながわ)ほか。