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三溪園で中秋の名月を楽しむ「観月会」-伝統音楽、新作能の上演も

ライトアップされた「旧燈明寺三重塔」

ライトアップされた「旧燈明寺三重塔」

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 三溪園(横浜市中区本牧三之谷58)で9月19日から、中秋の名月を観賞する「観月会」が開催される。

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 毎年「中秋の名月」に合わせて開催される秋の恒例イベントで、期間中は開園時間を延長した園内で、ライトアップされた歴史的建造物の幻想的な姿を観賞することができる。また、江戸時代初期の紀州徳川家の別荘建築であった国指定重要文化財「臨春閣」を舞台に、日替わりで音楽や舞踊を披露する。

 舞台スケジュールは、9月19日=筝曲(琴アンサンブル香音)、20日=洋楽(横浜市民広間演奏会)、21日=雅楽(横浜雅楽会)、22日=新作能(座OKINA)、23日=薩摩琵琶(薩摩琵琶錦心流中谷派襄水会)。

 ライトアップする主な建造物は、外苑=旧燈明寺三重塔、旧燈明寺本堂、涵花亭、観心橋、鶴翔閣。内苑=聴秋閣、亭しゃ、蓮華院竹林。十五夜(中秋の名月)の時季、内苑からは時間の経過とともに、旧燈明寺三重塔の上を移動していく満月が楽しめる。

 三溪園 広報担当の吉川利一さんは「この秋、横浜では『横浜音祭り2013』として、各所で音楽に関連するさまざまなシーンが繰り広げられる。観月会もこのひとつで、眺めとともに催事の柱となる日替わりの演奏をお楽しみいただける。筝曲、雅楽、琵琶に加え、今年は新作能の上演や洋楽の演奏もあるのでご期待いただければ」と話している。

 イベント期間中の開園時間は9時~21時(入園は20時30分まで)。入園料は一般(中学生以上)=500円、65歳以上=300円、小学生=200円。9月23日まで。

 今年は中秋の名月が9月19日となる。

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