山下公園(横浜市中区山下町279)を中心に10月12日と13日、世界各国の文化を紹介する「ワールドフェスタ・ヨコハマ2013」が開催される。
観光産業の発展を目的に1995年にスタートしたイベントで、毎年2日間で約40万人を動員。今年も「食べて・遊んで・世界の旅」をテーマに、世界各国の料理や音楽、踊りが楽しめる多彩なプログラムを実施する。
会期中は、民族衣装に身を包んだ外国人コンパニオンがウェルカムゲートで来場者を迎え、記念撮影にも応じるフォトサービスなど、国際色豊かな雰囲気作りで会場全体を盛り上げる。
世界の野外大レストランでは、各国自慢の料理メニューを提供するほか、それぞれの国や地域の特色を生かした「家庭料理フェア」を開催。こだわりのマルゲリータ(イタリア)、バナナの皮に包んだとうもろこしのちまき「タマレス」(ペルー)、チキンタコス(メキシコ)、栄養価の高い豆料理「フェージョ アーダ」(ブラジル)、バジル炒めライス「ガパオ」(タイ)、岩手県の郷土料理「久慈まめぶ汁」(日本)などの料理が味わえる。
ステージでは、フラメンコ舞踊、アイリッシュ・ダンス、中国雑伎団、ロシア民俗音楽・舞踊、横浜中華街「獅子舞」など世界各国の舞踊や音楽を披露する「ワールドミュージック&ダンスショー」や、ワールドフェスタ参加国を中心とした「民族衣装のワールド・ファッションショー」を行う。そのほか、インテリア小物や衣料品・民芸品などを販売する「ワールド・バザール」、東日本復興支援ブースの出店、会場内や周辺を巡るスタンプラリー、民族衣装のレンタルサービスも。
イベントを担当する横浜商工会議所の山本栄理子さんは「今回は特に『日本スペイン交流400周年』に関連して、スペイン関係のスペシャルイベントや、横浜市主催の『横浜音祭り2013』と連携した音楽イベントを開催予定。初秋の中、ハマ風を感じながら楽しい一日をお過ごしいただければ」と話している。
開催時間は10時~17時。入場無料。小雨決行。