県民共済みらいホール(横浜市中区桜木町1)で10月19日、第13回「詩のボクシング」個人戦・全国大会が開催される。
「詩のボクシング」は、ボクシングリングに見立てたステージ上で、詩の朗読でどちらの声と言葉がより聴き手の心を打ったかを競う「声と言葉の格闘技」。個人戦は2人の朗読者が交互に自作品を朗読し、観客ジャッジで勝敗を決める。
同イベントでは、北海道、青森、秋田、岩手(大船渡)、宮城(気仙沼)、神奈川、兵庫、高知、長崎の各大会チャンピオン(大会によっては2人のチャンピオン、あるいは準チャンピオンを含む)、昨年の[前期]全国大会のチャンピオン、準チャンピオンなどによって自作朗読日本一を決める第13回「詩のボクシング」全国大会トーナメントを行う。10代から60代まで幅広い年齢層の出場者たちは、設定されたテーマに合わせた自作品を朗読し、日本一を決める。また、筑波大学附属小学校生徒による第1回チャンピオンの若林真理子さんの作品朗読、団体戦のエキジビション・マッチも。
2001年に始めた各地方大会を勝ち上がる形式での国大会は今年が最後で、来年からは過去の各地方大会から選手を選抜する形式の全国大会を新たに始める。主催者の日本朗読ボクシング協会代表で音声詩人・映像作家の楠かつのりさんは「この形式での全国大会は、一区切りとなる。まだ観戦されていない方には、ぜひともこの機会に会場に足を運んでいただきたい。今回は、『詩のボクシング』史上初となるテーマ設定でのトーナメント。声と言葉の力を体感していただけると思う」と話す。
開催時間は13時~16時(開場=12時)。チケットは前売り=2,000円、当日=2,500円。詳細は「詩のボクシング」公式サイトから。