横浜青年会議所（横浜市中区山下町2）は横浜ランドマークタワーのドックヤードガーデン（西区みなとみらい2）で10月27日、音楽イベント「～ヒストリカルYOKOHAMA～音楽は国境を超える」を開催する。

　同イベントでは、日本・アメリカ・中国・ブラジル・南アフリカ共和国・タヒチの計6カ国の文化を体験できる音楽や踊りなど、開港以来さまざまな外国文化を取り入れてきた横浜の文化交流の歴史を音楽を通して発信する。市内の音楽フェスティバル「横浜音祭り2013」の連携イベント。

　出演者は、横浜都筑太鼓、ヨコオト・ファンファーレ隊 from 横浜音祭り2013、横浜市消防音楽隊、チャイナチャンス横浜中華芸術団、アイドルグループ「KAGAJO☆4S」、横浜市少年少女音楽団など。横浜市歌を含む4曲をフラッシュモブで合唱する「ハーモニーフラッシュモブ」も予定している。司会は横浜在住、FMラジオDJの栗原治久さん。

　横浜青年会議所の市川浩介さんは「横浜市が豊かな地域として発展していくには、観光経済の発展とともに次世代の横浜を市民一人ひとりが考え行動していく事が必要。文化交流の歴史（ヒストリカル）を音楽から発信することで、横浜の歴史と現状を実感いただければ」と話している。

　開催時間は10時～16時50分。入場無料。

　ドックヤードガーデンは、日本に現存する商船用石造りドックとしては最も古い旧横浜船渠（せんきょ）第2号ドックを復元したコミュニケーションスペース。1997年に国の重要文化財に指定された。横浜ランドマークタワー開業20周年記念イベントとして、ドックヤードガーデンの壁面を使った空間演出「180度体感型プロジェクションマッピング」を開催している。