横浜市中央図書館(横浜市西区老松町1)で11月2日と3日、本に親しむイベント「はまっ子読書フェスティバル2013」が開催される。
横浜市教育委員会は2010年の国民読書年を契機に、毎年11月の第1金曜を「はまっ子読書の日」に制定。今年は11月1日の「はまっ子読書の日」に合わせて、はまっ子読書サミット、講演会、絵本の読み聞かせなど、子どもの読書に関わるさまざまなイベントを行う。
内容は、0~3歳児とその保護者を対象に絵本の選び方や読み方を実演を交えて紹介する「絵本の読み聞かせミニ講座」、絵本や紙芝居の読み聞かせをする「絵本はともだち」おはなし会、図書館の裏側を案内しながら楽しい本を紹介する「図書館たんけんツアー&ブックトーク」。
講座「子どもと本を結ぶ」は、読み聞かせやブックトーク、手遊び歌、ストーリーテリング、知識の本を使った遊びなど、子どもと本を結ぶためのさまざまな方法を紹介。「はまっ子読書サミット」では、横浜市立小中学校の児童生徒、保護者や地域住民、教職員が読書にまつわる発表会を行う。
3日は、長年保育現場に携わってきた中村柾子さんの講演会「子どもと本を結ぶ」を実施。中村さんは、青山学院女子短期大学児童教育学科卒業後、幼稚園と保育園の勤務を経て、私立豊川保育園(東京都北区)の園長を務める。主な著書に、「えかきうたのほん」(共著)、「絵本はともだち」「絵本の本」(以上、福音館書店)、「子どもの成長と絵本」(大和書房)など。会場は地下1階ホール。開催時間は14時~16時。定員は先着180人。
横浜市中央図書館サービス課の伊藤あさぎさんは「今年は子どもと絵本に関する著作を出版する中村柾子さんを講師にお招きして、絵本の読み聞かせの大切さを語っていただく。はまっ子読書サミットは、読み書かせやペープサートなど趣向をこらした発表がそろっている。子どもの読書に関わる楽しいイベントが充実しているので、ぜひ足を運んでほしい」と話している。
問い合わせは横浜市中央図書館サービス課(TEL 045-262-0050)。各イベントの詳細はホームページで。