日産グローバル本社(横浜市西区高島1)で11月6日、おもいやりライト運動事務局による「夕方安全創造会議」が行われる。
「おもいやりライト運動」は、交通事故発生件数が最も多くなる夕暮れの時間帯に、自動車のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼び掛けることで、事故件数の削減を目指す活動。同事務局による活動は2011年からスタートし、各地でさまざまな活動を展開。2013年10月現在で70を超える企業・団体と、2,700人を越える個人が賛同パートナーとなっている。
今回の会議は、11月10日の「いい点灯の日」を前に、自動車やヘッドランプ、反射材などのメーカー、さらにドライバーや市民も交えた対話の場として開催。事故が多発する夕方とはどんな時間なのか、人間の視覚に関する話やドライバーにできることなど、さまざまな角度から事故を減らし安全を確保するための方向性について話し合う。
当日は、同運動に賛同する俳優の大和田伸也さんが、オリジナルキャラクター「プルキニエ3世」として登場し、夕方安全劇場をナビゲートする形で進行。夕方安全に関するプレゼンテーションや活動報告、展示などのほか、テーマに沿って参加者が意見やアイデアを出し合うワールドカフェ形式のワークショップも予定されている。
おもいやりライト運動事務局・広報担当の榊原あすかさんは、「今年4月には公式ホームページに『ヘッドライト早期点灯研究所」を立ち上げ、ヘッドライト早期点灯の効果や全国の事例なども紹介してきている。今回の会議では、事故の多発する夕方という時間帯に着目し、夕方を巡る安全について多彩な角度からアイデアを出しあう対話の場を設けるので、多くの方にぜひご参加いただければ」と話す。
開催時間は第一部が15時~18時、第二部の交流パーティが18時30分~20時30分。参加費は第一部が無料、第二部は飲食費として2,000円。参加希望者は事前にメールで申し込む。11月10日の「いい点灯の日」には、横浜市内で早期点灯を呼びかける街頭アクションや、横浜マリンタワーをおもいやりライト運動のテーマカラーの黄色にライトアップするイベントも行われる。