赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で11月30日、本場ドイツのクリスマスマーケットを再現した「クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」が開幕する。
クリスマスマーケットは、1393年にドイツで始まったヨーロッパの伝統的なクリスマスイベント。高さ約12メートルの巨大なシンボルツリーが設置されたマーケット会場でドイツ直輸入のクリスマス関連フードやグッズを提供する。開催期間は11月30日~12月25日の計26日間。
主催は横浜赤レンガ倉庫。運営はドイツビール・ドイツワイン・高級ヨーロッパ食材輸入商社「ザート商会」(東京都港区)。
今年はエントランス部分にモミの木の並木道が初登場。会期中は、赤レンガ倉庫の石畳の広場に幻想的なイルミネーションで彩られたヒュッテ(木の屋台)14台が立ち並び、赤ワインに香辛料を加えたホットワイン「グリューワイン」をはじめ、焼き立てのソーセージやビール、パン菓子「シュトーレン」などのフード、ドイツ手作りの伝統工芸品「エルツ人形」といったクリスマス雑貨を販売する。
そのほか、赤レンガ倉庫2号館3階のビアレストラン「BEER NEXT」で「リース作り体験教室」(11月19日・26日、12月2日・3日・10日・17日)を開催。館内に「サンタの部屋」(11月16日~12月25日)を設け、サンタクロースとの記念撮影やプレゼント企画、人工雪の演出(毎週水曜)なども行う。
12月13日・20日・25日は、LOVEをテーマにした仕掛花火「おしゃれHANABI in 赤レンガぱ~く」、12月31日にはカウントダウン花火を予定している。
横浜赤レンガ倉庫の青木宏介さんは「今年も本場ドイツさながらのクリスマスマーケットに加え、2号館に初登場する『サンタの部屋』、おしゃれ花火など、クリスマスシーズンを彩るさまざまなイベントをご用意。横浜港が目の前に広がる、ここでしか味わえない心温まるクリスマスマーケットをご期待いただければ」と話している。
開催時間は11時~22時(12月21日~24日は11時~23時、店舗により異なる)。ライトアップは16時~22時(ツリー点灯は24時まで)。入場無料。
クリスマスマーケットは多くのドイツ圏の都市・小都市で開催されており、ヨーロッパ各都市の広場では、キリストの生誕を祝うクリスマス(12月25日)とその前4週間の準備期間(アドヴェント待降節)の間にクリスマスを祝う。
横浜赤レンガ倉庫イベント広場では、12月7日から冬季限定の野外特設スケートリンク「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」の営業もスタートする。