日本大通の画廊「ギャルリーパリ」(横浜市中区日本大通14)で、11月18日からコンテンポラリージュエリーのグループ展「CURRENT2013」が開催される。
コンテンポラリージュエリーは、宝石や貴金属を用いた従来のジュエリーのイメージに縛られることのない、自由な素材やテーマをもつ立体造形。
会期中は6カ国11人のアーティストたちが、アート・デザイン・工芸という枠組みを超え、「私達の生きる今」を独自の視点で表現したジュエリー作品を展示・販売する。
主催は、「ジュエリーとは、個人と社会を結びつけるコミュニケーションツール」をコンセプトに現代ジュエリーの普及に取り組む「ORIZZONTI(オリゾンティ)」。同展は横浜を皮切りに、台湾(台北)、ギリシャ(アテネ)を巡回する。
参加アーティストは、Elisa Devalさん(イタリア)、Maria Constanza Ochoaさん(コロンビア)、Rallou Katsariさん(ギリシャ)、Poly Nikolopoulouさん(ギリシャ)、Rudee Tancharoenさん(タイ)、Manolya konukさん(フランス)、三橋頼子さん、清水葉子さん、加藤果鈴さん、墨屋夕貴さん、石田明里さん(以上、日本)。
出品作品は、ネックレス「Untitled」(Rudee Tancharoen/425,250円)、ブローチ「CORNICE」(加藤果鈴/各31,500円)、ペンダント「Praz」(Elisa Deval/113,400円)、ブローチ「White wheel」(墨屋夕貴/73,500円)ほか。
ORIZZONTIの墨屋夕貴さんは「70~80年代生まれの国籍もバックグラウンドも違うアーティスト達が、『この世界はどこへ行くのか』という根源的な問いを軸に、それぞれの『今』を独自の視点で切り取りジュエリーに託した。各国のジュエリーアーティストが現代社会を鋭く表現した作品をご覧いただければ」と話している。
開催時間は11月18日=17時~20時、19日~21日=11時~19時、22日=11時~21時、23日=11時~17時。入場無料。11月23日まで。