横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1)広場で11月24日、ロールス・ロイスとベントレーのオーナー交流イベント「RR&B DAY 2013」が開催される。
同イベントは、全国のロールス・ロイスとベントレーのオーナーが愛車を展示し交流を深めることを趣旨としている。赤レンガ倉庫に場所を移して今回で10回目となる。
当日は、約40台のロールス・ロイスやベントレーなどの車が集合。同ブランドについて、日本ロールス・ロイス&ベントレー・オーナーズクラブ会長の和田篤康さんは「ロールス・ロイスとベントレーは世界に冠たる車両で、品質の良さと適正な管理により、約100年経過の車両が現存するだけでなく、高速道路を最高速度で走行できる」と説明している。
ロールス・ロイスは1904年創業。イギリス高級車メーカーを発祥とし、曲折を経て、2003年にドイツBMW社がブランドを買収。新たな自動車会社「ロールス・ロイス・モーター・カーズ」として再出発した。現在でもエントリーモデルで2,940万円、最高級モデルは5,640万円というほどの高級車ブランドとなっている。
1930年代にロールス・ロイスに買収されたベントレーは、98年にフォルクスワーゲンが買収。こちらも、高級車、高品質の代名詞とされている。
また、和田さんは「ロールス・ロイスとベントレーの性能と品質を知っていただきたい。2台として同じ車両が存在しない個性がもたらす物作り精神を通じて、今日のマスプロ化された大量生産・大量消費を問い、使い捨てに対し『資源は有限』を提唱し、『大事に使う』『長持ちさせる』精神を、車両展示をすることで理解していただければ」と話している。
開催時間は10時~15時。入場無料。