横浜赤レンガ倉庫イベント広場（横浜市中区新港1）で11月23日、神奈川県内の特産品を紹介する「かながわ商工会まつり2013」が開催される。

　同イベントは、19の県内商工会と神奈川県商工会連合会が共同で開催。神奈川の物産品の販売、観光・伝統文化の展示を通して、神奈川県の特色ある新たな魅力を発信する。昨年は約3万6千人を動員。

　各商工会コーナーでは、イベントや観光PRをはじめ、商工会地域の名産品、特産品、地酒、ワイン、焼酎などの販売・展示、試食試飲を行う。

　出品は、湘南二宮オリーブ、たまねぎドレッシング（二宮町）、さむかわ棒コロ（寒川町）、たんたんたぬきの坦々やきそば（湯河原町）、座間ひまわりすい豚（座間市）、自家採り天然はちみつ（綾瀬市）、足柄まさカリー（南足柄市）など。地元で人気の移動販売車も出店する。

　会場では、よさこい、フラダンス、ヒップホップなど踊りを中心としたステージイベントを実施。ゆがわら戦隊 ゆたぽんファイブ（湯河原町）、キンタローマン、よいしょの金太郎（南足柄市）、クルリン（伊勢原市）、コロ坊（寒川町）など商工会地域のキャラクターも登場しイベントを盛り上げる。

　かながわ商工会まつり2013実行委員会の石倉幸久委員長は「地域内だけで流通している、地域資源の活用による優れた産品の魅力を広く紹介し、神奈川県の新たな魅力を推進できれば」と話している。

　開催時間は10時30分～16時。入場無料。小雨決行（踊りは雨天中止）。

　商工会は、地域の事業者が業種に関わりなく会員となり、お互いの事業の発展や地域の発展のために総合的な活動を行う団体。国や都道府県の小規模企業施策（経営改善普及事業）の実施機関でもあり、小規模事業者を支援するためにさまざまな事業を実施している。