ヨコハマ創造都市センター(YCC、横浜市中区本町6)で11月1日から、プロダクトデザイナー・深澤直人さんのワークショップから生まれた作品の展示会「WITHOUT THOUGHT Vol.13 Feel Food」が開催されている。
「WITHOUT THOUGHT」は、日本を代表するプロダクトデザイナーである深澤直人さんがデザイン・ディレクターを務めるワークショップ。2000年に第1回を開催し、分野の異なる企業で活躍する若手デザイナーが毎年数多く参加してきた。
13回目の展示会となる今回は、「Feel Food(食べ物を感じる)」をテーマに、19人のデザイナーが3日間のワークショップと数カ月にわたるデザインレビューを経て制作した作品を発表する。横浜での開催は初。
出展デザイナーは、沖津真美さん(資生堂)、松本卓也さん(セイコーウォッチ)、古畑健太郎さん(デザインフィル)、 坂東淳子さん(日立製作所)、小池峻さん・舌佑樹さん(富士通デザイン)、 小倉良介さん(富士フイルム)、南野智之さん(ブラザー工業)、星匡朗さん・深川浩史さん(三菱電機)、 石田貴志さん・山口紘史さん(リコー)、荒井心平さん・黒野真吾さん・古賀麻生さん・土田博之さん・ 長崎綱雄さん・橋倉誠さん(NAOTO FUKASAWA DESIGN)。
主催するダイヤモンド社の坂田征彦さんは「『WITHOUT THOUGHT』とは、『思わず・・・』という語意。今年で13回目になる今回のワークショップでは、企業の若手デザイナーたちが参加し、人の無意識の行為や感触に気付き、『WITHOUT THOUGT』というデザインを実際のモノで実現すること、『FEEL FOOD(食べ物を感じる)』で実現することにチャレンジした」と語る。
開催時間は11時~19時。入場無料。11月24日まで。