大岡川周辺で12月14日と15日、冬のライトアップイベント「光のぷろむなぁど~アート・トライアングル」が開催される。
「光のぷろむなぁど」は、地域をアートで元気にする「横浜アートサイト2013」事業の一環として、大岡川周辺の地域住民とアーティストが共同で企画制作するアートイベント。大岡川沿いの遊歩道と、蒔田公園 「ふれあいアクアパーク」(横浜市南区宿町1)を中心に光のアートを展開し、人々の交わりの場を創出する。
蒔田公園のキャンドルナイトでは、ツリーを中心に子どもたちがキャンドルホルダーを並べて点火。世界遺産登録された富士山やトリックアートをテーマにした作品を展示するほか、地元ミュージシャンによるコンサート、ダンスが行われる。
光のアート展示では、美術家の竹本真紀さんと地元中学校(蒔田中学校美術部、共進中学校美術部)によるコラボ作品「ソウゾウノイエ」、大岡小学校4年生が図工で制作した「ゆめ色ランプ」が並ぶファイヤーロード(14日のみ)、日枝小学校4年2組と来場者でつくる「キャンドルアート」(15日のみ)、竹林整備によって排出された竹を有効活用した「竹の灯籠(とうろう)」(よこはま里山研究所・NORA)などを紹介。「ホッとHOTカフェ」屋台も出店し、温かいフードやドリンクを提供する。
そのほか、トライアングルと桜をテーマに、ふれあいアクアパーク周辺の首都高速道路の橋脚(きょうきゃく)で映像ライトアップを実施。大岡川ライトアップでは、手づくりペットボトル行灯(あんどん)と光のパフォーマンス「光のカヌー」が幻想的な風景を作る。
大岡川アートプロジェクト実行委員会の杉山孝一実行委員長は「キャンドルナイトでは、明かりで描いた絵を地上から見られる『アナモルフォーズ(歪像画)』という手法に初挑戦。水辺のコンサートや大岡川にボートを浮かべて水遊びを楽しめるような企画も用意している。イベントを撮影したフォトコンテストも開催するので、ぜひ会場に足を運んでいただければ」と話している。
会場は南区蒔田公園と大岡川分岐点川沿い。開催時間は16時~20時。