横浜美術館前(横浜市西区みなとみらい3)で12月21日、冬のキャンドルイベント「西区キャンドルアート2013」が開催される。
今年は約1,200個のキャンドルを横浜美術館前のグランモール公園「美術の広場」に並べ、幻想的な夜を演出する。同イベントは2008年に横浜開港150周年事業のプレイベントとしてスタートした。
会場には、明かりをともすと区内の小学生のイラストやメッセージが浮かびあがるメッセージキャンドル、西区のマスコットキャラクター「にしまろちゃん」と、同区と友好関係にある滋賀県彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」をモチーフにしたキャンドルアートを設置する。
当日は、マスコットキャラクターの「にしまろちゃん」と「ひこにゃん」が登場するほか、グランモール公園前の大型商業施設「MARK IS みなとみらい」1階の特設ステージでコーラスやトーンチャイムによる音楽イベントも実施する。
横浜市西区地域振興課の松本美穂さんは「今年は大型商業施設『マークイズ』にキャンドルイベントのビュースポットを提示する。クリスマスツリー前で行われるステージイベントとともに、テラス席や屋上広場から見下ろせる、いつもとは異なるキャンドルの景色もお楽しみいただければ」と話している。
開催時間は17時~20時。キャンドルは雨天中止(コンサートは実施)。
「にしまろちゃん」は2007年1月、西区の花「すいせん」をモチーフにエコバックに印刷され、誕生したキャラクター。西区紅葉ヶ丘の掃部山(かもんやま)公園内には、横浜開港50周年の年の1909年に旧彦根藩士らにより井伊直弼の銅像が建てられており、これまでもさまざまなイベントなどで西区と彦根市との連携が行われている。