インターネット事業やプロモーション、コンサルティング業務などを手掛ける堀尾タモツ事務所(横浜市西区霞ヶ丘49)が、横浜市内の野菜直売所を探すことができるiOS用アプリ「横浜とれたて野菜マップ」をリリースした。
同アプリは、iPhoneやiPadなどで横浜市内の野菜直売所が表示されたマップや一覧を表示させたり、現在地から一番近い直売所を探したりすることができるツール。直売所の店舗名や住所、電話番号、営業時間、定休日、駐車場の有無などを確認することができ、各種SNSでのシェアにも対応している。
代表を務める堀尾保さんは、ウェブ製作会社勤務などを経て2007年に独立。自身の業務以外にも、市内泉区で活動するボランティア団体「泉区農業応援隊」に参加しており、「地域活性化や農・食とインターネットを絡めて何か貢献ができないか」という思いから今回のアプリ開発に至った。
構想から開発・リリースまでに要した期間は約半年。堀尾さんが一つ一つの直売所に実際に足を運んで場所の確認を行った。
現在掲載されているのは、横浜市泉区内の54カ所の直売所。今後は独自で製作中のウェブサイトとも連動し、農家への取材を行い、直売所の写真や農家インタビューのムービーなども随時追加していくほか、エリアの拡大なども検討中という。
堀尾さんは「旬で新鮮な野菜が手軽に手に入れられるのが直売所の魅力。地元の方、特に若い主婦層などに活用してもらいたい。農家の方とコミュニケーションを取ることで、食について改めて考える機会にもなる。行きつけの直売所を見つけたり、週に一度でも買い物に足を運んでみたりするきっかけになれば」と話す。
アプリはApp Storeから無料でダウンロード可能。