横浜市港湾局は、3月17日に横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に寄港するバミューダ船籍の大型客船「クイーン・エリザベス」の市民船内見学会の参加者を募集している。
クイーン・エリザベス(Queen Elizabeth)は、2010年10月就航。イギリスのキュナード・ライン社が運航する。総トン数90,900トン、全長294メートル、全幅32.30メートル、乗客定員2,068人の豪華客船。今回が横浜初入港となり、ワールド・クルーズ2014の一環で、3月17日0時30分に鹿児島港から横浜港に入港し、同23時30分に神戸港に向けて出港予定。市民向けの見学会は、クルーズや港を身近に感じてもらうことを目的に行われる。
船内には、初代クイーン・エリザベスをイメージしたアールデコを基調としたインテリアが施され、アーチ型のガラス天井をもつ「ガーデン・ラウンジ」、クロケットなどイギリスの伝統的なゲームが楽しめる「ゲーム・デッキ」、カジノ、ロイヤル・コート・シアターなどの施設を備える。
船内見学会は3月17日。会場は大さん橋に停泊中の「クイーン・エリザベス」内。募集人数は70人(応募多数の場合は抽選)。参加費無料。対象は横浜市内在住者で、見学当日に有効なパスポートまたは運転免許証を持っている人。応募締切は1月22日。応募方法詳細は、横浜市港湾局 「クイーン・エリザベス」 市民船内見学会(横浜市港湾局)ホームページで。
横浜市港湾局賑わい振興課の江上文恵さんは「『世界で最も有名な豪華客船』と言われるクイーン・エリザベスが、2014年ワールドクルーズ中に日本へ初寄港する。船内見学会ではグループ単位で、シアターやレストラン、オープンデッキなど客船の公共スペースをまわる予定。人気の見学会ですが多くの方に応募いただければ」と話している。