ルクセンブルク出身のジャズピアニスト、ミシェル・レイスさんが2月11日から、ライブハウス「KAMOME live matters」(横浜市中区住吉町6)を皮切りに初来日公演となる日本ツアーを開催する。
現在ニューヨーク在住のミシェルさんは、幼いころからクラシックピアノを学び、14歳よりプロ活動を開始、16歳で自身のバンドを結成した。バークリー音楽大学とニューイングランド・コンサヴァトリー・オブ・ミュージックを卒業。2005年に第1回モスクワ・ジャズ・パフォーマー・コンペティションの最終選考に残ったことで注目され、アルバム「A Young Mind」でデビューした。2006年にはモントルー・ジャズ・ソロ・ピアノ・コンペティション2位を受賞。現在までに4枚のアルバムを発表している。2013年、ルクセンブルク文化省支援のもと2009年に設立された非営利団体「Music:LX」より最優秀海外進出アーティスト賞ジャズ部門を授与された。
今回の来日は、横浜のレコード・レーベル「モークラウド・レコーズ」の協力のもとに実現。静岡、名古屋、京都、東京を回り、東京公演ではライブ・レコーディングも行う。
来日公演の後援団体の一つ「Music:LX」の日本事務所代表ステファン・シャピュイさんは「ミシェルは、生まれ故郷のルクセンブルクで、クラシック音楽と、隣国フランス、ドイツ、ベルギーのジャズの影響を受けて自分のスタイルをつくりあげた。日本のみなさんに聞いていただきたい、新しい世代のヨーロッパのピアニスト」と話す。
横浜公演は2月11日19時開演。料金3,500円。問い合わせは、KAMOME(TEL 045-662-5357)まで。そのほかの公演の詳細は、モークラウド・レコーズのホームページで。