パシフィコ横浜会議センター(西区みなとみらい1)で2月18日、「情報モラル啓発セミナー」が開催される。
情報モラル啓発セミナーは、情報社会において企業がより高い信頼を獲得し、より効果的に活動するために必要な考え方や取り組みについて紹介するセミナー。今年度は福岡、愛媛、北海道、島根、和歌山、三重で開催され、今年度最後のセミナーとして神奈川にて開催。事業は、中小企業庁からハイパーネットワーク社会研究所(大分県大分市)が受託し、今年で11年目となる。
今回は「企業に求められる情報モラルと人権への配慮 ~インターネット社会と人権・情報アクセシビリティの効果的な進め方~」と題し、個人情報の漏洩やソーシャルメディア・クラウドのビジネス利用などにおけるトラブルを未然に防ぎつつ企業が効果的なIT利活用を推進するための、人権を尊重した情報モラルの考え方が解説される。
セミナーは、人権と情報モラルの重要性を解くプレゼンテーション、インフォメーションコーディネータ杉井 鏡生さんによる基調講演「インターネットと人権」、NPO法人「北海道カラーユニバーサルデザイン機構」の栗田マサキさんによるテーマ講演「人権に配慮したカラーユニバーサルデザインと情報アクセシビリティ」、パネルディスカッション、社内研修ガイダンスなどで構成。
ハイパーネットワーク社会研究所事務局長の江原裕幸さんは「11年目を迎えた情報モラル啓発セミナーも今回が今年度が最後。いずれの講演も、生活や企業活動に密着した興味深いものと自負している。また要約筆記を準備しているので、聞き取りが不自由な方にもご参加頂ける。是非、多くの方々にお聞きいただければ」と話す。
時間は13時~17時。申込は情報モラル啓発セミナー神奈川のWEBサイト、メールまたはFAXで受け付ける。
ハイパーネットワーク社会研究所は、よりよい情報社会をめざし、地域における情報基盤の構築や利活用についての調査研究、普及啓発、国際交流活動を推進する財団法人として1993年に設立。本部を大分県におき、東京に事務所を置く。2013年4月1日に公益財団法人へ移行した。