有隣堂伊勢佐木町本店・別館1階特設会場(横浜市中区伊勢佐木町1)で2月23日、大沼章宏さんの著作「辛口の、呑みにくい、お酒の話」の出版記念トークライブ「横濱酒サロン」が開催される。
出版・企画会社「SAKE SALON japan」(デザインファーム&リゾート、新潟市中央区)の企画・進行による出版記念イベント。同社が2月に別冊出版した書籍「辛口の、呑みにくい、お酒の話」(A5版、1,050円)の著者・大沼章宏さんがお酒にまつわるトークライブを通して、日本固有の醸造文化、伝統文化の素晴らしさを伝える。
著者の大沼さんは、新潟市で飲食店「喫酒ささ泉」を経営。「天地の恵みに感謝し、生産者の方々の労苦に敬意を払い、お酒に対してまじめに向き合っていただきたい」というポリシーのもと、日本全国のお酒を自身の舌で確かめ、日々研究を重ねながらおいしいお酒を提供している。
当日は、「喫酒ささ泉」を想定した臨時カウンターを会場に設置し、著書に出てくる客と店主のやりとりを芝居風に再現。酒の味を表現するための感覚的言葉講座「辛口・甘口の表現よ、さようなら」と題して、酒を自分の言葉で伝えるためのノウハウを伝授するほか、新潟の蔵元から取り寄せたカップ酒の試飲も行う。
参加対象者は、本の購買者(「辛口の、呑みにくい、お酒の話」「SAKE SALONjapan 001」「SAKE SALONjapan 002」のいずれか)。開催時間は14時~15時30分。定員は先着50人。参加者には珍しい新潟のカップ酒や記念品をプレゼントする。
「SAKE SALON japan」編集長の尾崎恭彦さんは「開港5都市の仲間である横浜と新潟を結ぶ友好イベントとして企画した。この一冊には、大沼さんのお酒に対する熱い思いが余すところなく込められている。日本酒文化の本場である新潟のエネルギーを横浜市民にも共有いただき、日本の素晴らしい生活文化の継承・創造に貢献できれば」と話している。
「SAKE SALON japan」は日本酒文化誌「SAKE SALON japan」(昨年6月創刊)を出版。日本酒を原点に日本の伝統文化や地方文化を紹介し、未来の暮らしを提案している。