JR駅構内にコンビニエンスストア「ニューデイズ」を展開するJR東日本リテールネットは、オリジナルブランドのパン「パネスト」より新商品「横浜トマトのとまポテト」を期間限定で発売した。
パンの中にはトマトソースで味付けされたポテトサラダが詰まっている
同パンの開発・販売は、横浜市とJR東日本横浜支社、製造者である第一屋製パンのコラボレーションにより実現した。横浜市はJR東日本横浜支社と「横浜線沿線の地産地消に関する協定」を昨年9月に締結しており、今回の取り組みは「鴨居駅マルシェ」「エキナカ13店舗で横浜産野菜を使用した新メニュー販売」に続く3番目の企画となる。
「横浜トマトのとまポテト」は、横浜産トマトを100%使用した横濱屋本舗「横濱のトマトソース」を使用。ダイスハムやオニオンの入ったポテトサラダを味付けして、パンに包み焼き上げた。
開発にあたっては、昨年10月に第一製パンから提案を受けた横浜市が、JRなどと調整を行ってプロジェクトが進行。味付けに際し、横浜市認定の地産地消案内人「はまふぅどコンシェルジュ」の有志メンバーで構成された市民団体「ハマキッチン」からもアドバイスを受けたという。
横浜市環境創造局農業振興課の澤田悦子さんは「もっちりとしたパンにトマトソースで味付けしたポテトサラダがよく合う味に仕上がった。揚げパンではなく焼きパンなのでヘルシーで、若い女性の方にもおすすめ。2月18日に販売を開始し、さっそく評判も上々と聞いているので、ぜひ召し上がっていただければ」と話す。
値段は1個135円で、販売期間は3月中旬頃までの予定。神奈川県をはじめ関東1都6県と山梨県、長野県のニューデイズおよびキオスクのうち、パネスト取り扱い店舗570店で販売する。