横浜情報文化センター内の放送ライブラリー(横浜市中区日本大通11)で、動物写真家の岩合光昭さんによる写真展「ねこ」が開催されている。
同写真展は、動物写真家の第一人者である岩合さんが40年以上に渡り撮り続けてきた猫の写真の中から、約130点をパネルで展示。世界や日本の各地で暮らす猫たちの生き生きとした表情や仕草が切り取られており、中には横浜で撮影された猫の写真もある。
会場内では「生きることは動くこと」「暮らしの中で」といったテーマごとに展示が行われているほか、岩合夫妻が初めて一緒に暮らした猫「海(かい)ちゃん」を取り上げたコーナーや、猫の島として知られる宮城県の田代島で生きる猫たちの様子に迫ったコーナーも。
また、「わが家のネコちゃん写真展」のスペースでは、来場者が自身の愛猫の写真を持参して貼ることができ、ショップでは岩合さんの写真集やポストカード、さまざまな猫グッズなども販売されている。会期中の4月1日には、岩合さんによるギャラリートークやサイン会も予定しているという。
放送ライブラリーの企画担当の峰野千秋さんは「2012年からNHK BSプレミアムで放送中の『岩合光昭の世界ネコ歩き』が大変好評であることを受け、放送ライブラリーで初めてとなる岩合光昭さんの写真展を企画した。既に多くのお客様にお越しいただき、『猫の表情に癒された』などの感想を残される方や、ご自分の猫との想い出を思い出しながらご覧になる方も多い。春休みに向けて、子どもから大人まで、また猫好きの方もそうでない方も楽しんでいただける内容。ぜひ足を運んでいただければ」と話す。
開館時間は10時~17時。入場無料。4月6日まで、月曜休館。