ヨコハマおもしろ水族館(横浜市中区山下町144)は3月29・30日、第3回深海祭りin赤ちゃん水族館を開催する。
昨年11月に「焼津の深海おじさん」こと長谷川久志さんが名誉館長に就任した同館。今回は長谷川久志さん・一孝さん親子と共に春の特別企画としてイベント化。焼津の深海おじさんによる深海ザメの解体ショー&トークショー、深海魚漁師&飼育員による館内探検ツアー、オオグソクムシや深海ザメなどの「深海生物おもしろ試食体験」のほか、深海生物に触れることができるタッチコーナーが用意される。
深海生物おもしろ試食体験では、深海ザメやヌタウナギ、さらに姿形がネット上などで話題となっているオオグソクムシの揚げ物などがプロの料理人により提供される。揚げた食感はカニの足の付け根部分に似ているとのこと。1日100食限定で、解体ショー&トークショーへの参加者に優先して振る舞われる。
ヨコハマおもしろ水族館運営企画部の菅澤彩子さんは「深海祭りでは解体ショーで体の構造を知っていただいたり、味・食感を体験していただくなど、深海生物の食資源化・食育が目的として企画した。また新設の深海生物ゾーンでも深海生物をより身近で見て、ふれることが出来る。ぜひお越しいただければ」と話す。
ヨコハマおもしろ水族館は2004年7月に吉本興業のプロデュース「よしもとおもしろ水族館」として開業、2013年5月に現在の名称に変更。「学べる」をコンセプトに中華街の中心部で営業している。
解体ショーは11時・16時(約40分・各回先着50名)、探検ツアーは13時30分・15時・17時30分(約30分・各回先着10名、電話予約有)。イベントは参加料無料(館内探検ツアーは大人300円、小人200円)。入場料は大人1,400円、小人700円。詳細はホームページで。