中区若葉町の古ビルを再生したオープンスペース兼カフェ「nitehi works」(横浜市中区若葉町3)3階で3月16日から、「横浜ビールラベル展」が開催されている。
JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)神奈川の主催で、同協会会員のデザイナー18人が思い思いにデザインした横浜ビール(ボトル)のラベルを出品。会場では来場者に人気投票を行い、最も多く票を得た作品は、実際に商品化される。商品は1,000本の数量限定で、4月中旬から市内のイベントや飲食店で販売予定。
参加デザイナーは、伊澤克顕さん、イズミケイコさん、今村彰宏さん、宇賀地裕子さん、うしさん、笠井則幸さん、加藤敏和さん、栗林孝之さん、子鬼さん、小針勝文さん、しんじえりこさん、スズキツヨシさん、堤岳彦さん、林瑞穂さん、藤元秀征さん、満島弘さん、渡辺邦夫さん、渡邊さかえさん。
横浜ビール(ボトル各500円)の販売も行うほか、最終日の3月22日には、1階で行うクロージングパーティー(17時~22時)でヴァイツェンと横浜ラガーの2種類の樽生を500円で提供する(無くなり次第終了)。
今回の展示を企画したグラフィックデザイナーの渡邊さかえさんは「横浜は日本のビール発祥の地であり、デザイン史的に見ても、ビールのラベルやポスターにはグラフィックデザインの先駆的表現が多く使われてきた。一般の方にとっても身近なビールという存在を通して、神奈川のデザインの振興につながれば」と話す。
展示の開催時間は11時~19時。入場無料。