日本メモリアルパーク内の帆船日本丸(横浜市西区みなとみらい2)で4月13日と29日、「総帆展帆(そうはんてんぱん)」が行われる。
総帆展帆では、日本丸の29枚すべての帆を広げ、「太平洋の白鳥」と呼ばれた日本丸の美しい姿を見ることができる。訓練を受けたボランティアスタッフ約100人が「わっしょい わっしょい」という掛け声のもと、約1時間かけて展帆作業(帆を広げる)を行い、その後約1時間かけて畳帆作業(帆をたたむ)をする。作業は、最も高いところで海上から約46メートルあるという帆桁(ヤード)に登りすべて手作業で行う。
展帆作業は10時30分~11時30分頃、畳帆作業は14時30分~15時30分頃。
帆船日本丸&横浜みなと博物館の島宗美知子さんは「4月13日は2014年度初の総帆展帆。日本丸の周囲から見る帆を広げた日本丸も大変美しいですが、ぜひ乗船して甲板上から大きな白い帆をご覧いただき、太平洋上を航海していた様子を想像してほしい」と話している。
帆船日本丸&横浜みなと博物館は、「2014年横浜みなとキッズクラブ」の会員を募集。同クラブでは、こども達に海と船と港に親しんでもらうことを目的とし、コンテナターミナル見学会や新聞制作、カッター訓練など体験的なプログラムを実施する。申込締切は4月16日。