環境やサステナビリティをテーマにした交流イベント「green drinks Yokohama(グリーンドリンクスヨコハマ)」が4月17日、「むかしみらいごはん 六本木農園」(横浜市西区みなとみらい3)で開催される。
グリーンドリンクスは、世界の800都市以上で開催。日本でも開催地は50カ所を超え、各地のオーガナイザーや参加者同士の交流も生まれている。今回で13回目となるグリーンドリンクスヨコハマは、毎回横浜を楽しむさまざまなサブテーマを設け、季節に一度のペースで開催している。
今回のテーマは「はぐくむ」。トークゲストに、リストラやうつ病などで仕事と自信を失った人などに就農を斡旋(あっせん)することで勤労意欲と希望を取り戻させると同時に、人手不足の農業界への人材提供を実現するビジネスモデルを開発した「農スクール」代表の小島希世子さんと、児童養護施設を退所した子どもたちの進学のために返済不要の奨学金を支給するプログラム「カナエール」を運営する林恵子さんの女性起業家2人を迎える。
会場となる「むかしみらいごはん」は、生産者自らがマイクを持って語る農家ライブなど、地域と都市の距離を縮めてきた「六本木農園」の新業態店として「3世代で学べる地産継承レストラン」を掲げて2013年6月に「MARK IS みなとみらい」4階にオープンした。「生産者と消費者を繋ぐ」をテーマに、全国の農家から送られた新鮮な食材で作るメニューを提供している。こだわり食材による創作料理を、トーク後の交流会で楽しむ。
グリーンドリンクスヨコハマ事務局の茂木隆宏さんは「社会貢献と一口にいっても、カジュアルに関われるものから、じっくり向き合わなければならないことまで多種多様。子育て中の母でもある女性起業家お二人のお話を起点に、社会に関わる個々人のあり方を、もう一度見つめ直す機会を、グリーンドリンクスヨコハマの舞台で作れたら良いなと考えている」と話す。
時間は19時~21時30分(18時45分開場)。参加費3,500円(フード+1ドリンク付き)。定員は60人。申し込みはメール(info@nogan.jp)またはフェイスブックで。