ヨコハマ創造都市センター(YCC、横浜市中区本町6)で4月29日から、「JAGDA やさしいハンカチ展Part3『被災地からのことばのハンカチ展』横浜展」が開催される。
日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が2011年から開催している同イベント。3回目を迎える今回は、岩手・宮城・福島の復興商店街に関わる商店主や地元出身の若者、移住者、NPOスタッフなど201人から寄せられた「いまの思い」をもとに、JAGDA会員のグラフィックデザイナー326人がデザインしたハンカチ326種類を展示・販売する。
参加した商店街は、岩手県陸前高田市の「高田大隅つどいの丘商店街」と「陸前高田未来商店街」、宮城県宮城郡七ヶ浜町の「七の市商店街」、福島県いわき市の「夜明け市場・白銀商店街」。ハンカチは45センチ四方で1枚1,200円。会場のほか、JAGDA Online Shopでも販売する。収益は、各商店街に寄贈される。
会場では、寄せられた言葉のエピソードなども併せて展示。横浜展独自企画として、JAGDA神奈川会員・子鬼さんの「被災地の方へ!届け!応援メッセージ」写真展や、来場者が被災地へのメッセージを寄せ書きする大きなハンカチも用意する。
また、初日の29日16時からは、グラフィックデザイナーの福島治さん、恋愛コラムニストの神崎桃子さんらを招いたオープニングトークイベント「ハンカチ展とことばのチカラ」を開催する。
JAGDA神奈川の満島弘さんは「配布リーフレットの中面にはJAGDA神奈川会員・しんじえりこさんの横浜イラストマップも掲載しているので、ゴールデンウィーク中の観光客の方にも横浜散歩を兼ねてご来館いただければ」と話している。
開催時間は11時~19時。入場無料。5月5日まで。