赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で4月25日、ドイツの春祭りを再現したイベント「横浜フリューリングスフェスト2014」が開幕した。
期間中は、イベント広場に大型テントを特設し、ドイツビールやドイツ料理を提供するほか、ドイツ人楽団による生演奏、子どもが楽しめるアトラクションを展開する。主催は横浜赤レンガ、横浜市芸術文化振興財団。
全長30メートルの巨大ビールカウンターでは、ドイツビールや神奈川の地ビールなど約70種類のビールを販売。銘柄はエーデルピルス、エルディンガー・ウアヴァイセ、春限定ビール「マイボック」、サンクトガーレンの季節限定「バイナップルエール」。馬車道に醸造所を持つ「横浜ビール」は、限定醸造のアメリカンIPA「フェストIPA」やブラウンエール「はまチャ」などの地ビールのほか、横浜出身のイラストレーターKensuke TakahashiさんのデザインTシャツとビールのセット「フリューリングスフェスト会場限定Tシャツセット」も数量限定で販売する。
フードエリアでは、ドイツ直輸入のヒュッテ(木の小屋)で、ドイツの春を象徴するホワイトアスパラを使った「シュパーゲルと野菜のキッシュ」、ソーセージの盛合せ、塩漬け豚肉の煮込み「アイスバイン」、ドイツ風サンドイッチ、スイーツ(スイートクリームチーズプレッツェル、チュリトス、ワッフル)などを提供する。
オープニングは、ビールの鏡開きやドイツ人楽団「WOHO & KALENDAR BAND」の演奏でにぎやかに幕開け。横浜市文化観光局の中山こずゑ局長や、横浜赤レンガ代表取締役社長の久米本憲一さん、ドイツ大使館関係者らがあいさつした。駐日ドイツ連邦共和国一等書記官のヨナタン・ワインベルクさんは「赤レンガ倉庫はドイツの雰囲気を感じさせる特別な場所。テント戸外に設置されたドイツ伝統のポール『マイバウム』の周りでは、日独協会による春の到来を祝うダンス教室も開催される。今年もドイツの春祭りを多くの方に楽しんでほしい」と話した。
横浜港に面するアトラクションゾーンでは、最大7メートルのジャンプを体験できる新感覚トランポリン「JUMPZONE」、サッカーのペナルティーキックを模した「キックポイントターゲット」など5つのアトラクションを用意。グッズ&カルチャーゾーンではドイツの雑貨や食品を販売する。
また、横浜赤レンガ倉庫1号館で開催中の「名探偵コナン」の連載20周年を記念した「コナン展」と連動した特設ブースが設置され、記念撮影もできる(4月26日から)。
開催時間は11時~21時30分(アトラクション・グッズ&カルチャーゾーンは11時~18時)。入場無料。5月6日まで。