東急ハンズ横浜店(横浜市西区南幸1)7階で、6月1日の「ねじの日」にちなんで「THE ねじマニア! ねじミニ博物館」が開催されている。
会場では、ねじに関する基礎知識のパネルや、普段は見かけない工業用特殊ネジの展示をはじめ、ねじを題材にした雑貨やアクセサリーを展示・販売している。自社製ねじを使ったアクセサリー制作の「ねじ工房(浅井製作所)」、メッセージ付ボルト型キャンドルの「Space Bliss」、ボルトとナットの置物ステンレス雑貨の「kurobo工房」、特殊ネジの加工技術をいかした雑貨アクセサリーを制作する「Shirokane-Factory」、ねじをモチーフにしたアクセサリー雑貨の「ねじネジ」の5組が出品する。
また、6月1日には、同じフロアの「TEMIRU WORK SHOP(テミルワークショップ)」 で「ねじネジ」によるストラップ制作のワークショップを開催。参加者が自らアルミ製の棒に溝を彫ってねじを作り、カラフルなナットを選んで組み合わせてストラップを制作する。制作時間は約20分。12時~18時の間で随時参加できる。参加費1,000円(税別)。
「ねじの日」は、1949年6月1日に工業標準化法が制定され、JIS(日本工業規格)にねじ製品類が指定されたことにちなんで、日本のねじ製造・販売業者で構成する唯一の全国団体である「ねじ商工連盟」が1975年に制定。モノづくりにおいて欠かすことの出来ない「ねじ」の重要性を多くの人に知ってもらうことを目的としている。
今回の企画を担当した小井土歩さんは「ねじネジさんは、普段はUVレジンを使ったワークショップを開催しているが、今回はねじの日特別企画として、実際にねじを作る特別なワークショップを予定している。お子様にも参加していただける工夫をしているので、ぜひいろいろな年齢層の方にワークショップに参加してほしい」と話している。
東急ハンズ横浜店は昨年7月、22年間営業していた旧店舗から横浜モアーズの5~7階に移転開業。ファッション雑貨や美容グッズを扱う5階、インテリアや調理グッズ、カフェ・バー用品も取りそろえる6階、ステーショナリーやDIYコーナー「TEMIRU FACTORY」のある7階に分かれている。今回展示が行われている7階の「TEMIRU FACTORY」の「TEMIRU」は、「~してみる」をもとにした造語で、塗る・貼る・打つを体感できる「CREATIVE WALL」、スタッフと一緒に作業できる「GARAGE」、参加型の手づくりイベントを実施する「WORKSHOP」の3つのスペースから構成されている。
営業時間は10時~21時。ねじミニ博物館開催は6月1日まで。