曙町の国道16号線沿いに5月24日、ラーメン店「麺屋サスケ」(横浜市中区曙町4、TEL 045-242-8883)がオープンした。
同店は北海道・札幌市内に2店舗を構えるラーメン店で、本州への出店は今回が初めて。札幌の店で3年ほど研修を積んだ横浜出身の石丸竜己さんの「人も多い自分の地元で店を開き、たくさんの方に食べてもらいたい」との思いから、石丸さんが店長を務めてフランチャイズ展開することになった。
札幌の店と同じ味を提供できるよう、ほとんどの素材を現地から空輸。メインとするみそスープは6種類以上をブレンドして3日間の行程で仕込みを行うほか、麺は札幌市の小林製麺による中太縮れ麺を使用。トッピングとして提供する味玉子の素材や味付けにもこだわり、チャーシューはスープに浸した時の相性を考慮して味を薄めにするなどの工夫が図られている。
主なメニューは「みそラーメン」(800円)、「味玉みそ」(900円)、「醤油ラーメン」(750円)、「塩ラーメン」(750円)など。麺の固さや味の濃さ、脂やにんにくの量は好みで調節でき、チャーシューやバターコーンなどのトッピングを追加することも可能。席数は13席、店舗面積は約48平方メートル。
営業初日と2日目の5月24日・25日はラーメン1杯を500円で提供し、15時前後には完売となるなど、既に多くの客が訪れて好感触を得ているという。
札幌の2店舗を統括する麺屋サスケ代表の鈴木誠嗣さんは「札幌みそラーメンのお店は多く出店しているが、うちは特に濃いめの濃厚なみそを意識してこだわりの味を提供している。初となるフランチャイズ出店だが、札幌と同じ味を提供できるよう素材や調理行程にも気を使っているので、ぜひ一度味わってみてもらえれば」と話す。
営業時間は11時30分~15時、18時30分~翌1時(スープがなくなり次第終了)。火曜定休。