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女優・五大路子さんのひとり芝居「横浜ローザ」-来春にニューヨーク公演

「横浜ローザ」公演の様子

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 横浜夢座は8月14日から、横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1)で女優・五大路子さんのひとり芝居「横浜ローザ 赤い靴の娼婦(しょうふ)の伝説」を上演する。

横浜で生まれ育った女優の五大路子さん

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 「横浜ローザ」は、白塗りの厚化粧に白いドレスを身にまとい、終戦直後から横浜の街角に出没していた伝説の娼婦「ハマのメリーさん」をモデルにした舞台作品。五大さんが5年間かけて取材し、脚本家・杉山義法さんがシナリオを手掛け、1995年の初演以来、五大さんがライフワークとして演じ続けている。

 企画・出演=五大さん、作=杉山義法さん、構成・演出=大西一郎さん。特別ゲストとしてフルート奏者の杉山葉子さんも登場する。

 今年の赤レンガ倉庫での公演は、2015年4月のアメリカ・ニューヨーク公演に向けて新しい演出で上演する。

 五大さんは「アメリカ人に見てもらう、という作家との長年の思いが実現し、来春には『横浜ローザ』のニューヨーク公演を行う。大正、昭和、平成を生き抜き、実在した一人の女性の魂は、この時代に生きた何十万という人々の思いを乗せ、今を歩き続けてゆくのだと思う。新しい演出による、新しいローザにぜひご期待いただければ」と話している。

 会場は赤レンガ倉庫1号館・3階ホール。14時開演(14日のみ19時開演)。チケットは、一般前売=4,200円、学生前売=2,700円(当日券は300円増)。8月18日まで全5公演。

 「横浜夢座」は五大さんが座長を務める演劇集団。「横浜からの演劇の発信」を目的に1999年に旗揚げし、今年で15年目を迎える。これまで「横浜ローザ-赤い靴の娼婦の伝説-」、朗読公演「赤い靴の少女」母・かよの物語、ひとり芝居「横浜ローザ」、「野毛 武蔵屋~三杯屋の奇跡~」などを上演。五大さんは2008年に第29回松尾芸能賞演劇優秀賞、日本アンチエイジング歯科学会アンチ エイジングアワード2008を受賞。2011年に第46回長谷川伸賞を受賞している。

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