コミュニティデザインをテーマにしたウェブメディア「マチノコト」は9月27日、横浜美術館ほかで開催中の現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2014」の体験ツアーと、アートとまちづくりについて考えるトークセッションを開催する。
「マチノコト」は、「いざというときに助け合えるコミュニティを日本中に作る」ことをゴールに、「防災」をはじめとする都市の課題への取り組みやまちづくりの事例を紹介するウェブメディア。定期的に開催している「マチノコトオープンゼミ」でアートプロジェクトとまちづくりの関係をテーマにしたことをきっかけに、今回のイベントを企画した。
当日は、ヨコハマトリエンナーレ2014と創造界隈拠点連携プログラム「BankART Life4 "東アジアの夢”」「黄金町バザール2014」を鑑賞後、建築家で横浜市都市整備局デザイン室都市デザイン専門職の野田恒雄さんと黄金町バザールディレクターの山野真悟さんを迎えたトークセッションを実施。「アートとまちに思いを馳せる~アートとまちづくりの新しい関係~」をテーマに、参加者と意見交換の場を設ける。
NPO法人「スタンバイ」理事でマチノコト編集者の江口晋太朗さんは「自分で自由に回っても良いし、事務局の人の鑑賞説明を聞きながら回るも良し。自由にアートを体感してもらいたい、というのが第一。トリエンナーレを通じて横浜の街の都市デザインをどう考えるか、舞台の1つである黄金町の歴史なども踏まえながら、アートとまちづくりの関係について考える一日にできれば」と話している。
開催時間は10時~18時。参加費は3,800円(トリエンナーレ連携セット券2,400円込み)。詳細・申し込みは「マチノコト」ホームページから。