「シネマ・ジャック&ベティ」(横浜市中区若葉町3)、「イオンシネマみなとみらい」(中区新港2)、「ブリリア ショートショート シアター」(西区みなとみらい5)の3つの映画館で10月10日から12日までの3日間、「横浜みなと映画祭2014 ~港に続くシネマ道~」が開催される。
上映機会の少ない日本映画や、地元横浜で撮られた映画「ハマシネ」を紹介する同映画祭。今回は、横浜オールロケを敢行した利重剛監督の短編映画プロジェクト「Life Works」4作品の完成披露プレミア上映をメーンに、同監督の過去作品や林海象監督・永瀬正敏さん主演の「濱マイク」シリーズタッグによる「彌勒 MIROKU」など6つのプログラムを、市街を回遊しながら楽しめるよう、3館で時間差を設けて上映する。
オープニングは、1971年のアクション映画「ずべ公番長はまぐれ数え唄」をシネマ・ジャック&ベティで上映)。11日の「クロエ」(シネマ・ジャック&ベティ)上映後は主演のともさかりえさんと利重監督、同日の「さよならドビュッシー」(イオンシネマみなとみらい)と「Life Works」(イオンシネマみなとみらい)上映後は清塚信也さんと利重監督、12日の「彌勒 MIROKU」(イオンシネマみなとみらい)上映後は林海象監督、同日の「〈利重剛×石井岳龍〉短編プログラム」(ブリリア ショートショート シアター)上映後は利重監督と石井監督が、トークショーに登壇する。
横浜みなと映画祭実行委員会の枝広昌己さんは「今回の映画祭は、今までにありそうでなかった、シネコンと単館系の映画館、短編専門の映画館が組んだ横浜回遊型の映画祭。ぜひ、横浜と映画を楽しみにきてほしい」と話している。
料金は、一般1,200円、学生・シニア1,000円、高校生以下500円(イオンシネマみなとみらいのみ前売券販売、一般1,000円・高校生以下500円)。