山下公園(横浜市中区山下町279)を中心に10月11日と12日、世界各国の文化を紹介する「ワールドフェスタ・ヨコハマ2014」が開催される。
観光産業の発展を目的に1995年にスタートしたイベント。今年も「食べて・遊んで・世界の旅」をテーマに、世界各国の料理や音楽、踊りが楽しめる多彩なプログラムを実施する。昨年は2日間で約33万人を動員。
会期中は、民族衣装に身を包んだ外国人コンパニオンがウェルカムゲートで来場者を迎え、記念撮影にも応じるフォトサービスなど、国際色豊かな雰囲気作りで会場全体を盛り上げる。
世界の野外大レストランでは、各国自慢の料理メニューのほか、同イベント20回目の開催を記念した「世界のお祝い料理」を提供。サバサンド(トルコ)、ローストチキン(ペルー)、シシカバブ(エジプト)、シーフードパエリア(スペイン)、フランスクレープ(フランス)、のびるトルコアイス(トルコ)などが味わえる。東日本復興支援ブースでは、いわきの郷土料理「うにの貝焼き」や特産品「サンシャイントマト」の販売も。
ステージでは、バリ舞踊(インドネシア)、中国雑伎団(中国)、マリアッチ(メキシコ)、アルペンホルン演奏(スイス)、獅子舞(横浜中華街)など世界各国の舞踊や音楽を披露する「ワールドミュージック&ダンスショー」や、ワールドフェスタ参加国を中心とした「民族衣装のワールド・ファッションショー」を行う。そのほか、世界の民芸品やインテリア小物、民族衣装など参加各国のライフスタイルを表現する「ワールドバザール」、会場内や周辺を巡るスタンプラリー、民族衣装のレンタルサービスも。
イベントを担当する横浜商工会議所の萩元恵美さんは「今回は『日仏文化協力90周年』や『横浜・リヨン姉妹都市提携55周年』 などアニバーサリーに関連したイベントに加え、横浜市主催の『東アジア文化都市2014横浜』と連携したステージイベントを予定。ハマ風を感じながら楽しい一日をお過ごしいただければ」と話している。
開催時間は10時~17時。入場無料。