平沼の「横浜イングリッシュガーデン」(横浜市西区平沼町6)で現在、「アート祭」が開催されている。
横浜イングリッシュガーデンは、約6,600平方メートルの敷地に「横浜市の花」に制定されているバラを中心に、横浜の気候風土にあった草花や樹木など約3,000品種の植物を植栽している。今年は「ダイヤモンドリリー展」(11月14日まで)、「ハンギングバスケットコンテスト」(11月15日~11月24日)などの秋の恒例イベントに加え、園内各所でのアート作品の展示を初めて企画した。
期間中は、鉄のアーティスト集団「はままつArt・鉄・人」による作品や、「Piece of Mind」によるミニュチュアスモールガーデンハウス、同園のガーデナーによる植物を使った作品など、さまざまなアート作品約160点を、園内や隣接するヨコハマくらし館に展示する。ヨコハマくらし館では、公募による植物や自然をテーマにした写真・スケッチ展も開催されている。
また、園内には今年限定で落葉樹を植えこむ前の更地を利用した「コスモスの丘」が出現。園内全体で約20種類・約2,400株のコスモスが見頃となっている。
横浜イングリッシュガーデン・ガーデナーの小林真理子さんは「今年は例年より時期が遅く、コスモスもバラも今が見頃。アート祭は初の試みだが、個人でアート作品を制作されている方や高校の美術部などに、今後も発表の場を提供していきたい」と話している。
営業時間は10時~18時(最終入園17時30分)。入園料は、大人500円、小中学生200円。アート祭は11月24日まで。