地ビールメーカー「サンクトガーレン」(神奈川県厚木市、TEL 046-224-2317)は11月20日から、ボジョレ・ヌーボー解禁日に合わせ、麦のワインともいわれる長期熟成型ビール2種類を限定発売する。
サンクトガーレンでは、2006年から販売している大麦麦芽を主原料としたバーレイワインに加え、2012年から小麦麦芽を主原料にしたウィートワインも提供している。いずれも長期熟成型ビールで、商品は、バーレイワイン「エル ディアブロ 2014(悪魔)」とウィートワイン「ウン アンヘル 2014(天使)」の2種類。
同社の麦のワインは、通常のビールの2.5倍以上の麦芽と、ウィートワインで2.7倍、バーレイワインで6倍以上のホップを使用しており、濃厚で蜜(みつ)のようにとろりとした口当たりが特徴。アルコール度数はいずれも約10%で、通常のビールの約2倍。ディアブロは強烈なホップの苦味を、アンヘルでは小麦の優しいコクを楽しめる。
内容量は300ミリリットル、価格はいずれも1,080円。各7,000本限定。サンクトガーレンオンラインショップのほか、市内では、そごう横浜店(西区高島2)、 カーニバル横浜ワールドポーターズ(中区新港2)、イオン本牧店(中区本牧原7)ほかで11月20日から販売する。
また、市内のビアバー「Beer Republic(ビアリパブリック)」(神奈川区金港町6)では、カウントダウンイベントとして、19日24時より樽生「エル ディアブロ2014」の解禁パーティーを行う。キャッシュオン制で参加費無料。ディアブロ以外のビールも提供する。
サンクトガーレンの中川美希さんは「昨年は2種類ともに発売日前の予約分のみで完売だったため、今年はさらに各1,000本を追加した。今年で発売9年目を迎え、徐々にではあるが『ビールファンならボジョレ解禁日は麦のワインで』が定着しつつある」と話している。