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三溪園で「紅葉の古建築公開」-秋の自然観察会も

紅葉に包まれる重要文化財「聴秋閣」

紅葉に包まれる重要文化財「聴秋閣」

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 三溪園(横浜市中区本牧三之谷58)で11月22日から、「紅葉の古建築公開」が行われている。

重要文化財「春草廬(しゅんそうろ)」

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 今年は重要文化財の「聴秋閣(ちょうしゅうかく)」、「春草廬(しゅんそうろ)」を公開。聴秋閣沿いの渓谷遊歩道も開放され、モミジやカエデ、イチョウなどが鮮やかに色づいた園内で、古建築と散策を楽しむことができる。

 聴秋閣は、1623年に徳川家光が二条城内に建てたとされる春日局ゆかりの楼閣建築。春草廬は、京都宇治 三室戸寺金蔵院から移築された茶室。11月29日と12月10日には、三溪園ボランティアによる「秋の自然観察会」も実施する。

 また、園内の三溪記念館・第3展示室では、「フォトコンテスト入賞作品展」を開催。三溪園の四季をとらえた応募作品440点から選ばれた入賞作品46点を展示している。

 三溪園広報担当の吉川利一さんは「一つの庭園の中でさまざまな風情やシーンを味わえるのが、三溪園の魅力の一つ。紅葉シーズンの聴秋閣・春草廬周辺では、特にその特徴がわかっていただけるのでは」と話している。

 開園時間は9時~17時。入園料は大人=500円(市内在住65歳以上無料)、小学生=200円。紅葉の古建築公開=12月14日まで、フォトコンテスト入賞作品展=12月15日まで。

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