林文子横浜市長と全日本製造業コマ大戦協会メンバーが「ぬくもりトーク」で意見交換

後列左から、横浜市経済局長牧野孝一さん、全日本製造業コマ大戦協会の長塚瞳さん、藤沢秀行さん、中西大輔さん、大井公美子さん、杉田勇さん、前列左から村井秀敏さん、会長の緑川賢司さん、横浜市長林文子さん、伊藤昌良さん

後列左から、横浜市経済局長牧野孝一さん、全日本製造業コマ大戦協会の長塚瞳さん、藤沢秀行さん、中西大輔さん、大井公美子さん、杉田勇さん、前列左から村井秀敏さん、会長の緑川賢司さん、横浜市長林文子さん、伊藤昌良さん

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 林文子横浜市長が参加する広聴事業の一つ「ぬくもりトーク」が12月1日、全日本製造業コマ大戦協会メンバーを招いて市長公舎で開催された。

コマに挑戦する林文子市長

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 ぬくもりトークは、地域で活躍する団体やグループの活動場所を市長が直接訪問、または市長が横浜市の施設などに団体を招き、活動の参加や活動報告を通して意見交換を行う事業で、2009年からこれまでに60回開催されている。

 今回は、2015年2月15日に「全日本製造業世界コマ大戦2015 G1横浜場所」を開催する全日本製造業コマ大戦協会メンバーから、これまでの活動内容や世界コマ大戦2015の概要の紹介があり、活発な意見交換が行われた。

 コマ大戦は、全国の中小製造業が自社の技術を活かして設計・制作した直径2センチメートルのコマを持ち寄り、土俵(直径25センチメートル)上で競い合うケンカゴマの大会。第1回全国大会は2012年2月に神奈川県下最大の工業技術・製品見本市「テクニカルショウヨコハマ」の会場内で、22チームが参加し開催。翌年の第2回全国大会は地方予選も開催され、第1回大会の10倍近い総勢200チームが参加するほどに規模が拡大した。

 第3回大会にあたる世界コマ大戦2015は、さらに規模を拡大し、国内予選を勝ち抜いた18チームと海外から8カ国13チームの計31チームが参加する世界大会となる。横浜港大さん橋国際客船ターミナル・大さん橋ホール(横浜市中区海岸通1)を会場に、一般の観戦を含め3,000人の来場者を見込んでいる。

 参加企業は社員のモチベーションを上げながら自社技術をアピールする自作のコマで大会に臨み、ケンカゴマの対戦結果に一喜一憂し盛り上がる。しかしそれだけにとどまらず、コマ大戦の開催回数が重なることで業界での横の連携が増え、新たなビジネスが生まれるきっかけに繋がっているという。

 また、同協会には非製造業の企業も参加していて、「子どもコマ大戦」の開催や、出場企業の工場見学、大学での講演などを通じて、今後の日本を支える若者たちに、わくわくするものづくりの現場を知ってもらう活動など幅広くコマ大戦を支援する活動を行っているという。

 林文子市長は、「日本に今足りないのは、こういう楽しい祭りの要素。活動内容を伺って大変感動した。肌で感じ、手を使って、身体張ってやる仕事がどれだけ生きている喜びを感じられるか、子ども達へ伝えていくことが大切だと思う。今日は大変大きなヒントをいただけた」と話した。

 世界コマ大戦2015では、現在スポンサーを募集している。詳細については、「世界コマ大戦公式サイト」から。

 全日本製造業世界コマ大戦協会会長の緑川賢司さんは「林市長がコマ大戦に対して、とても興味をもってくれたようで嬉しい。これからのコマ大戦が横浜でますます知名度が上がることを期待している」と語った。

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