シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」(横浜市中区相生町3)で1月12日、「ブランディング実践ワークショップ」が開催される。
消費者が、モノやサービスに共感・好感をもち、購入・利用につなげていくための視点を身につける、ブランディングの基礎について学ぶ講座。講義1回と実践型ワークショップ2回の全3回で構成、横浜コミュニティデザイン・ラボ(中区相生町3)が主催する。
講師を務めるのは、ブランディング戦略プランナー「USAMIブランディング」代表の宇佐美清さん。ネスレ日本の製菓「キットカット」の受験キャンペーンなどの戦略開発や、地方の野菜のブランド化など様々な企業のブランディングをサポート。2009年には、郵送できる「キットメール」でカンヌ国際広告祭メディア部門でグランプリも受賞している。
今回の連続ワークショップは、実際に販売している商品を取り上げ、開発者の話を聞ける点が特徴となっている。また「化粧品」という暮らしの中で使われる商品が対象なので、参加者がブランディングを身近に感じ理解を深めることができる。
題材とするのは、宇佐美さんが実際にブランディングをサポートした「粘土化粧品KURUMU」。粘土科学研究所(東京都江戸川区)が開発した粘土を原材料にした特徴ある化粧品だ。
初回の12日は「ブランディングを知る」と題し、ブランディングの基礎について、宇佐美さんが講義する。開発元である粘土科学研究所の手塚平さんも登壇し、商品開発・ブランディングの作業プロセスをたどりながら、ブランディングやものづくりについて理解を深める。簡単なワークも取り入れる予定。
第2回目のワークショップでは、出来上がった商品をどのように売っていくのか、商品やサービスによって違いはあるのかなど、商品の売り方についてチームで考える。
第3回目のワークショップでは、新しい商品やサービスをどのように開発・ブランディングするか、必要な視点は何かなど「化粧品ブランドKURUMUが新しく開発している歯磨き粉」を題材にしながらワーク形式で学ぶ(第2回、第3回の時期は未定)。
12日のイベントは14時~17時。参加費は1回3,000円、学生2,000円(KURUMUサンプルキットのお土産付き)。詳細、申込みはフェイスブックのイベントページで。