関内でボリビア・コマ基金支援イベント-ボリビア料理やフォルクローレ演奏も

エンパナーダ(揚げパイ)やクニャペ(パン)などのボリビア料理も提供される

エンパナーダ(揚げパイ)やクニャペ(パン)などのボリビア料理も提供される

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 シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」(横浜市中区相生町3)で1月31日、「BOLIVIA meets YOKOHAMA ボリビア・コマ基金支援イベントVol.2」が開催される。

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 イベントは、ボリビア料理やフォルクローレの音楽や舞踏などボリビア文化を楽しみながら、参加費の一部をボリビア・コマ基金に寄付するチャリティーイベント。同基金は、2月15日に大さん橋ホール(横浜市中区海岸通1)で開催される「全日本製造業世界コマ大戦2015」に、ボリビアの青年2人を招待する。

 ボリビア料理は、鶴見にある南米料理と沖縄料理の店「エルボスケ」(鶴見区仲通1)から、人気メニューのエンパナーダ(揚げパイ)やクニャペ(パン)、スープやサラダが用意される。

 南米の民族音楽フォルクローレを演奏するのは、今回のイベントのために結成されたグループ「アミーゴ・デル・トロンポ」。グループ名は「コマの仲間」という意味。メンバーは、ギターの相馬宏映さんと宍戸忠夫さん、アルパ(ハープ)の塩満友紀さん、ケーナ(縦笛)とボンボ(太鼓)の田丸みどりさんの4人。ボリビアフォルクローレダンスを披露するのは、ボリビアの首都ラパス出身でボリビア国立民族舞踊団に所属していたセノビア・ママニさん。

 その他、世界コマ大戦に出場する五光発條(瀬谷区五貫目町25)の金属バネのブロックSpLink(スプリンク)をはじめ、美濃屋あられ、本牧珈琲など横浜ゆかりの企業の販売ブースや、ラム酒、ボリビア産岩塩の販売も行われる。

 コマ大戦は、全国の中小製造業が自社の技術を活かして設計・制作した直径2センチメートルのコマを持ち寄り、土俵(直径25センチメートル)上で競い合うコマの大会。2月15日の世界コマ大戦には、国内予選を勝ち抜いた18チームと海外から6カ国11チームの計29チームが参加する。

 その世界コマ大戦に最初にエントリーしたのが、ボリビアチームだった。しかし、渡航費は一人約30万円は必要だが、月給水準が数万円のボリビアではそれだけの費用の捻出が難しく、コマだけを送って参加することを考えていた。

 この話しを聞いた横浜売れるモノづくり研究会事務局の渡邊桃伯子さんは、ボリビアの若者に日本の製造業の技術を学ぶ機会を与えたいと、昨年7月に渡航費を集める「ボリビア・コマ基金」の募金活動を開始した。募金活動で約60万円が集まり、第2回ボリビア場所優勝の青年エリアスさんと第1回ボリビア場所準優勝のロベルトさんの2人の来日が決定したが、急激な円安もあり滞在費用を集める募金活動を続けている。

 イベントを主催する渡邊さんは「多くの皆様から賛同をいただき、16歳と27歳の2人の青年がコマ大戦の世界大会に参加できることになった。ただ、当初の想定より2割航空券の価格が上がっており、引き続き滞在費用ふくめ20万円を目標に募金活動を続けている。皆様のご協力をお願いしたい」と話している。

 イベントは13時~15時。参加費は2,500円(フード・ドリンク付き)。参加費のうち500円は、ボリビア・コマ基金に寄付される。詳細、申込みはフェイスブックイベントページで。

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