環境やサステナビリティをテーマにした交流イベント「green drinks Yokohama(グリーンドリンクス横浜)」が2月4日、ヨコハマ創造都市センター(YCC、横浜市中区本町6)で開催される。
3Dプリンターの技術を使いご飯に「ふりかけ」をかける「ランチボット」
グリーンドリンクスは、世界の800都市以上で開催。日本でも開催地は50カ所を超え、各地のオーガナイザーや参加者同士の交流も生まれている。横浜での開催は17回目。今回は「横浜の食と農×クリエイティブ」をテーマに、市内外で食や農に関する活動を展開するゲストが多数登場。トークではそれぞれの活動紹介や、横浜の食と農を元気にするプロジェクトアイデアの提案などが行われる。
ゲストトークは、地産地消レストラン「Gohan&Cafe 80*80」の代表で、神奈川県内の農産物セットにして消費者に届ける食べ物付きメディア「神奈川食べる通信」を昨年11月に創刊した赤木徳顕さん、デザインファーム「NOSIGNER」代表で内閣官房によるクールジャパンムーブメント推進会議でコンセプトディレクターも務めている太刀川英輔さん、横浜市環境創造局みどりアップ推進部農業振興課の赤井洋之さん。
そのほか、ライトニングトークとして、横浜ビール、トランジションタウンよこはま、都筑ハーベスト、おうち菜園などが活動を紹介するほか、地産地消商品の開発資金をクラウドファンディングを使って集めている「たまプラ発横浜お土産プロジェクト」、3Dプリンターの技術を使ってご飯にふりかけをかける「ふりかけプロッター」のプロジェクト紹介など、市内の食と農に関するプロジェクトのプレゼンテーションが行われる。
当日のフードとドリンクはGohan&Cafe 80*80やYCC Cafe&SHOP、横浜ビールなどが担当。地元産の素材を用いたオードブル類や各種アルコール、ソフトドリンクを提供する。ミニマルシェコーナーでは、横浜市内の野菜生産者が新鮮野菜を販売するほか、ブース出展として、地元食材を使った弁当販売を展開する「コマデリ」による唐揚げやスープの販売、中区小港町に工場を持つ「美濃屋あられ製造本舗」によるあられ販売のほか、日本ナポリタン学会、横濱うたげや 大ど根性ホルモン、盆栽カフェなどが出展する。
イベントの企画スタッフの酒井直子さんは「当日はオープンマイクとして来場者の活動を紹介する時間も設ける。クリエイティブなアイデアを交換して、横浜の食と農を盛り上げていけたら」と話す。
時間は17時~20時30分。参加費1,500円(フード・ドリンク付、17時~18時は入場無料)。定員は100人、事前申し込み制。申込み方法など詳細は希望者はグリーンドリンクス横浜フェイスブックページで。
また、同日14時からは、同じヨコハマ創造都市センター3階ホールを会場に、横浜市環境創造局が主催する「第2回横浜・食と農のフォーラム」も開催され、太刀川さんが横浜の未来に向けた「農」や「地産地消」の可能性について基調講演を行うほか、都筑区の農家の加藤之弘さん(加藤農園)、食卓研究家・写真家の新田理恵さんによるトークセッションが行われる。